近ごろよく読んでいる本です。
眺めているといったほうがいいのかもしれません。
それぞれの香水のエピソードや、トップ・ミドル・ノートに使われている香りが書かれてあり、何よりページをめくるのが嬉しくなるような写真集のような綺麗な中身。
自分の香りを創る参考にと思って本を開けるのですが、憧れのような香りを前にすると、ただただ、うっとりと眺めるばかりです。
香水についての本はたくさん有り、より詳しく書かれている本も有りますが、このシンプルな本が今の自分の五感を触発してくれます。
自分のイメージする香りそのままを自然の香りを使って香水瓶の中で創れたら。
香水創りはアートだと言われますが、まさにそのとおり。
香りを追い求めながら、自分自身も日々進歩しながら、また後退しながら、創り続けるものなのかもしれません。